用語
インフォームド・コンセント
診断結果に基づいた現在の病状、治療に必要な検査の内容、治療の危険性や成功率、その他の治療方法、あらゆる治療を拒否した場合どうなるかなどについて、医療側(医師)が患者に情報を伝えて理解を求めること。
この場合、大切な事は、単に治療に関する情報を話すだけでなく,患者が理解、納得し治療法に同意したことを確認しなければならない点である。
治療方針を医師が一方的に決めるのでなく、患者自身の身体や生命に対する価値観を尊重すべきであるという考え方のうえに生れた。
エキシマレーザー(Excimer Laser)
不活性ガスを元に作られるレーザーの総称。
屈性矯正手術ではエキシマレーザーの「家、アルゴンガスとフッ素ガスを活性物質として発生するレーザー光線を指す。
このレーザーは分子間結合を切断するほど高いエネルギーをもっていることと、エネルギーの到達範囲が極めて浅いためマイクロメートル(1000分の1ミリ)単位で組織蒸散が可能なことなどが特徴となっています。
コラーゲン
人の皮膚構造は、表面の表皮の下にある真皮がある。この真皮の大部分を占めているのがコラーゲン(タンパク質の一種)であり、非常に強い膠原繊維である。
角膜の実質のほとんどもコラーゲンによって構成されている。
ジオプター(Diopter)
屈折力を表す単位。ジオプター(D)は、焦点距離(単位はメートル)の逆数。
たとえば、遠くからの光(平行光線)がレンズで屈折をうけ1メートル先で焦点を結ぶときを1Dと表す。
円錐角膜
角膜の形状が円錐状に突出してくる疾患。男性に多く、思春期に発症することが多い。メガネでは十分な矯正ができず、ハードコンタクトレンズのみで視力を回復することができる。日常生活を行うのに必要な時間、ハードコンタクトレンズを装着できなければ角膜移植を行う。
角膜知覚低下
角膜は、体の中で最も知覚が鋭敏な組織であり、角膜知覚は三叉神経により支配されている。しかし、知覚神経を冒す角膜ヘルペスや、糖尿病などでは角膜の知覚が低下してくる。角膜の形や働きを保つのに角膜知覚神経が重要な作用をしており、角膜知覚低下のある眼ではさまざまな角膜の障害が発症しやすい。
乾性角結膜炎
涙の量が少なかったり、量的には問題なくても涙の成分異常によって、角膜や結膜に炎症を起こすこと。
眼の乾燥感や眼精疲労、疼痛などの症状がみられる。
原因は、まばたきの異常や膠原病に伴うものなどのほか、原因不明の場合も多い。
結合組織疾患
骨、軟骨、関節など体の構造を支持し骨組みとなる組織を結合組織という。コラーゲンを主成分とする組織が多い。自己免疫などにより結合組織が障害されるリウマチ熱や慢性関節リウマチなどの全身疾患を結合組織疾患というが、膠原病もほとんど同じ意味で用いられる。角膜の主成分がコラーゲンであり、慢性関節リウマチなどでは、角膜に潰瘍が生じることがある。
高度近視
近視の程度を屈性異常を基に分類すると、-3D未満を軽度近視、-3D〜-6D未満を中等度近視といい、-6D以上を高度近視という。
高度近視になるほど視力も弱くなり、メガネやコンタクトレンズの度数が強くなる。
網膜剥離
網膜に裂孔があいたり網膜が牽引されると網膜色素上皮との間で剥離が生じた状態。
放置すると網膜機能が低下し、恒久的な障害を残す。
速やかに手術をすることで、網膜の機能を保ち視機能を回復することができる。原因としては、眼に対する強い打撲が加わった場合(格闘技や事故など)強度近視での周辺部網膜の変性などの場合や、糖尿病網膜症などで眼の中で異常組織が増殖するためなどがある。
白内障
水晶体が混濁する病気のこと。眼に光が通りにくくなるため、視力が低下する。もっとも多いのは加齢に伴う白内障である。現在では、混濁した水晶体を超音波で乳化・吸引して取り除き、屈折を合わせるためにプラスチックでできた眼内レンズを挿入する手術が行われる。
不同視
左右の眼の屈折力に差がある人を不同視という。左右の眼で視力が異なるため、物を見る時に違和感があり、不同視がひどくなると肩こりや頭痛などの原因ともなる。
緑内障
眼の内圧(眼圧)が高くなり、視神経を障害する病気。
眼圧は、眼の中で作られる水分量と眼の外へ排出される水分量とのバランスから成り立っているが、緑内障になると排出がうまくいかなくなる。
症状としては、視野がだんだん狭くなる視野欠損が知られる。
自覚症状がほとんどなく、進行に気づきにくい。
近年は、眼圧が正常でも視野異常を生じる正常眼圧緑内障が緑内障全体の1/3を占める。
涙液減少症(ドライアイ・乾性角結膜炎)
涙の分泌量が少なかったり、量的には問題がなくても涙の成分の異常により、眼の表面である角膜や結膜に障害が生じている状態。
眼の乾燥感や眼精疲労、ころころする異物感や眼の痛みなどの症状がみられる。
重篤な場合には視力が低下する。涙の分泌は年齢と共に低下してくる。
また糖尿病や膠原病などの全身疾患に伴って涙の分泌が低下する例もあるが、原因不明の場合も多い。
涙は、角膜や結膜の細胞にとって栄養や酸素の供給源であり、同時に細胞の働きを調整するさまざまな因子が含まれている。
涙液減少症では、コンタクトレンズを使用することが困難な例が多い。角膜屈折矯正手術も、手術後の傷の治りなどへの影響がまだはっきりしていない。
スポンサードリンク