コンタクトレンズの長期使用
●コンタクトレンズの長期使用
コンタクトレンズが実用化されてからかなり時間が経ったため、15〜20年と長期装用の人が増えてきました。
それと共に、コンタクトレンズの長期装用における角膜内皮細胞の減少が報告されています。
角膜内皮の健康を守るためには第一に酸素透過性の高いコンタクトレンズを選ぶことが大切です。
コンタクトレンズをつけた状態で角膜上の酸素分圧を調べた最近のデータでは、
裸眼では155mgHgに対し、
ハードレンズで144mgHg
1日使い捨てタイプソフトレンズ95mgHg
と報告されています。(数字が大きいほど酸素透過性は高い)
ちなみに、角膜内皮の減少が多く報告されたPMMAという素材を使った初期のハードコンタクトレンズでは5mgHgなので、安全性はかなり高くなったといえます。
しかし、これは新品のレンズでのことでレンズが汚れてくると酸素透過性は低下すると考えられます。
コンタクトレンズを用いる場合、なるべく装用時間を短くする事、古いレンズを使わない事など、日頃のケアはもちろんのこと、長期装用の人は、定期的に眼科で内皮細胞の数を調べてもらいましょう。
もし、減少が見られたらメガネとの併用やあるいはレーシックなどの選択肢を考えても良いと思います。
なお、長期装用の人がドライアイになって、コンタクトレンズの使用ができなくなるケースも増えています。
スポンサードリンク